大学で習ってた頃と今と。

この春から大学で理数系の学部に進学する子と話をする機会がありました。
自分の大学のころを振り返って,「いま(高校時代)のうちに『ちゃんと答えが計算で出ることの喜び』を感じておくこと」って話をしました(w
大学4年のゼミは当時辛かった・・・


いや,大事だってのはわかるんだ。小中高でやる内容の原型・発展形が大学にあるのもわかる。
でもあの「証明せよ」攻撃はつらかった。正直数学は「答えが出るから好き」って人間だったので。
「答えが出てるのかどうかよくわからん」証明の話の流れは苦手だった。よく図書館に行っては似た問題探して答え写して帰ってきたもんだ。


しかしあのころの話(問題とか)を今思い出せって言われてもなかなか難しい。
だって仕事始めてから触ってないんだもん。やるのは教科書や問題集の「答えが出る問題」ばかり。
バックボーンが大学での数学にあるとはいえ,肝心のそれを思い出せない,うまく活かせてないのがちょっとさびしい。




あともう一つ最近思うのが「心理学」。
そういえば大学の講義で「子供のころの心理は・・・」「発達段階に応じて・・・」なんて話をよく聞いた。
試験もあったしレポートも出した。テキストもすげー読み込んだ気がする。
今となっては「テキストに書いてあること」は思い出せないけど,「実際に接して感じること」はやっぱ違う気がする。
100人100色の生徒がいて,保護者がいて,背景があって,同じことが二度とない。
まぁその都度相談して解決するんだけど,そういう話って大学の時も聞きたかったなぁ・・・って思うわけ。
「実際働いてみるとこんなことがあった」「こういうことで困った」なんて話。
現役大学生と先輩のぶっちゃけ座談会みたいなの?悪い話だけじゃなくて,やってて良かった的な話も含めて。年1回とか半期に1回とかのペースでさ。
うちのゼミは計算・証明メインだったからなかったもんね。
鹿児島大学の先生,今やってたらごめんなさい m(_ _)m


あったらあったで現役生引きそうな気もするんだけど(w
まずほら,「採用されるまで5年連続不合格でその間に結婚しちゃって子供もできた」ってだけでもねぇ(w




約4カ月ぶりに書く内容が愚痴でございますよ奥様。
久々に8年前の自分の記事見返して,元気だった自分を懐かしんでおるのでございます。